岐阜県衛生環境部情報

インフルエンザ様疾患の流行状況について(H10.2.10)

○県内の幼稚園、小学校、中学校における休校数、学年、学級閉鎖校(園)数が、2月2日(月)から急激な増加がみられました。

 2月9日(月)までの集計の結果は、次のとおりです。

         累計患者数   累計欠席者数  累計閉鎖校(園)数
 今シ−ズン      人       人      校(園)
 (2月9日現在)  37,582     17,953      534
 過去の実績順位   8位      3位      3位(S42から統計を始める)
 昨シ−ズン    4、190      1、885      141

  (累積)

○インフルエンザの予防方法
 ・十分な栄養と休養をとる
 ・人混みを避けるようにする
 ・室内の乾燥に気をつける
 ・手洗いとうがいの励行

○特に、インフルエンザは、乳幼児や高齢者、基礎疾患を有する人などでは、肺炎等の合併症を引き起こしやすいため、早めに診療を受けるなど十分な注意が必要です。

○現在、県内の患者等から検出されているインフルエンザウィルスは、A香港型(H3N2)であり、他県では、A香港型(H3N2)の変異株(佐賀型)が検出されているようですが、岐阜県内で現在までに検出されたウィルスからは変異株は検出されていません。
 仮に、変異株(佐賀型)が検出されても、現行のワクチンに入っているA武漢型とは異なりますが、A武漢型の変異株であり、重症化防止などにワクチンは有効です。
 なお香港で分離されている新型インフルエンザ(H5N1)は検出されていません。

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